「基本的人格」って(2)~「個人」の登場

「基本的人格」なるものを、PCで調べてみた。「人格」には説明があったが、

「基本的人格」というものには、特段説明らしいものはない。

「人格」は、外来語であることが分かった。「パーソナル パーソン」を日本語訳にしたものらしい。

「基本的人格」では、「パーソナリティ障害」という項につながった。

「基本的人格」も「人格」も、つまるところ「個人」というとらえ方に行きついた。

驚いたことには、明治以降の「外来語」を基調として、病理・病態を説明していることだ。

逆に言うと、明治以前は「個人」という言葉や概念は日本には存在しなかったことになる。

明治以降、より強く言えば第二次世界大戦以降「個人」という概念が強く「成立」している。

「個人」や「個」として生きることが、そんなに重要なのだろうか?

(続く)             ささ爺


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